自分を信頼してご依頼いただける喜びと、不手際があれば会社の責任となる緊張感…。管理担当として、個人の裁量で臨機応変に業務に取り組ませていただいているなかで、��松エステート、そして��松建設グループの名を背負っているという自負がやりがいへとつながっています。私がオーナー様との関係性で大切にしていることは、きちんと状況をお伝えし、まずは率直なご意見を聞くことです。オーナー様の想いや不安に寄り添い同じ目線に立って考えることを日々心掛けています。��松エステートの強みは柔軟な対応力です。例えば、新築時に限らず総合管理から途中で一括借上への切り替えが可能です。合併を機に、東京と大阪の良いところを伸ばしながら��松建設グループの連携も深め、さらに幅広いニーズに柔軟に応えられる会社になりたいと思っています。オーナー様には小さな疑問から何でも頼っていただきたいと思いますし、いつでも頼りになる自分たちでいたいですね。

土地を知る、オーナー様の建物を知る。これらを大切に、募集担当としてオーナー様の賃貸経営をサポートしています。入居ご検討者に対し、図面だけでは判断しえない情報をご提供し、管理会社だからこその知識や対応力でお役立ちすることを心掛けています。個人の力は会社の実力に直結するだけに、個人の力不足は会社の弱点にもなりかねません。それだけに、オーナー様への報告の質やスピード感など小さな当たり前を積み重ね、信頼へつなげていくことを常に意識しています。合併して会社が大きくなったにも関わらず「この程度しかできないの？」と思われないように一層努力しなくてはと感じています。当社の強みは、良い意味でシステマチックではなく、オーナー様とも対面でしっかりと関係性を構築していくところです。今後は、システム導入による対応の底上げも行い、オーナー様、入居者様、仲介会社様の満足度を上げて、いつか業界を牽引する存在になれたらと決意を新たにしています。

仕事を通じて心に残っているのが、総合管理から一括借上に切り替えたご高齢のオーナー様からの「ラクになった、ありがとう」という言葉ですね。前任者の頃から一括借上に気乗りされていなかったオーナー様。ご提案の際、オーナー様目線に立って丁寧に対話することでご納得につながったと実感しています。必ずしも正解がないマンション管理。何ができるか自問する毎日です。発生するトラブルも対応策も様々ですが、まずは迅速に対応することを第一に、そして全て自分たちで動くことを基本としています。例えば他社は退去の立ち合いなどは外部へ委託するケースがあります。業務効率からみると当社の弱みかもしれません。しかし担当者自らが足を運ぶことで、常に自身の実感をもってオーナー様と対話できることは強みだと感じています。また、��松建設グループの総合力も強みの一つ。オーナー様の大切な資産について幅広くサポートし、頼れるパートナーとして努めていきたいです。

募集業務と並行して、総合管理の既存建物へ一括借上への切り替え提案を行っています。オーナー様にご納得をいただき、今後の安心につながっていくことは喜びでもあります。募集業務は時期やタイミングにも左右され、苦労の連続でもありますが、周辺物件や家賃相場のリサーチを徹底し、オーナー様のご意向も考慮しながら常に次の一手を考えています。仲介会社様とも毎日連絡を取りスピード感のある対応を心掛けています。仲介会社様とのやりとりのなかで感じるのは、��松建設施工の建物に対する信頼感。それは当社の強みでもあります。一方で、電子申込システムなど利便性改善へのご意見もお聞きしました。今後の課題としてデジタル分野の充実は必須だと感じています。時代や社会の要請に応じたＩＴデジタル化を推進し、社内の業務改善はもちろん、これまで以上にオーナー様、入居者様、仲介会社様とのコミュニケーションやサービスの質を高めていきたいと思っています。