TSUGITE 第12号 2018.4月発行

この春、私たちは新しい経営体制をスタートさせました。組織内の繋がりをますます強固にしながら、オーナー様との繋がりも、より強く、より深くしていく。そんな想いを胸に、次の100年に向けて、新たな風を吹き込んでいきます。
※TSUGITEは松建設で建築いただいたオーナー様向けの情報誌です。WEBでは誌面の一部を公開しています。

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繋がりを、より強く 未来をつくる新しい風

新体制で挑む、次の100年

新体制で挑む、次の100年


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「オーナー様を何より大事に」この想いを継いでくれる二人です
代表取締役会長 西出雅弘

2014年に私が社長に就任してからの四年間は、好景気の助けもあり、社員数を増やしてグループ力を高めながら、さまざまな新事業にトライすることができました。働き方改革も進め、社会に認めていただける企業に成長できたのではないかと思います。これはすべて、お客様の支えがあったからこそです。そして社員が力を合わせて踏ん張り、新社長・新副社長もそれぞれ力を尽くしてくれた結果です。
その二人が、松建設の新しい100年を引っ張っていきます。101年目に入るタイミングに成長という風に乗って、松建設をもっといい会社にしてくれるだろうと考え、経営のバトンを渡すことにしました。彼らなら、やってくれます。優れた営業センスを持つ社長、高い分析力を持つ副社長、彼らが抜群のコンビネーションを発揮してくれるはずです。私も松建設の未来に、大いに期待しています。

皆様に一層かわいがっていただけるように

この四年間を振り返りますと、急激に会社が大きくなったことで成長痛のようなひずみが起き、オーナー様へのサポートが行き届かない部分もあったのではないかと思います。そうしたなか、私たちはオーナー様との絆を結びなおそうと、本誌『TSUGITE』を創刊し、定期的にお届けしてきました。これからは、その結びつきをもっと強くしていけるよう、若い経営者たちが新しいアイディアを出し、実行してくれるはずです。
「オーナー様を何より大事に」という創業者の想いを、彼らはいつも心の中心に置いています。そして「松建設に任せたら安心」とお客様に信頼していただける、当社の「徹底した真面目さ」もしっかりと受け継いでいます。社長・副社長をはじめ、101年目の松建設をより一層かわいがっていただけますよう、心からお願いいたします。私も縁の下から精一杯支えていきます。



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慌てず、じっくり若さを武器に挑戦していきたい
代表取締役社長 松孝年

まさに今、100周年イベントでの感動を思い返しているところです。先代から50年来のお付き合いがあるオーナー様のご子息に、温かなお祝いの言葉をかけていただきました。こんなにも長きに渡って支えていただいているんだ、という感謝の想いと歴史の重み、そしてオーナー様との絆の深さをかみしめました。この松建設を、私たちが率いていく。経営のバトンを受け継ぐ責任の重さに、身が引き締まる思いです。

オーナー様も社員もワクワクできる企業へ

お客様に支えられ成長してきた松建設を、これからどんな会社にしていくのか。私は経営のトップとして、お客様にも社員にも「ワクワク」してもらえる企業を目指したいと考えています。それは、松建設の確かな財務基盤と技術、賃貸マンション事業で培った実績を礎に、「次はどんな良い建物を建てるのか」、「どんなサービスを提供してくれるのか」とお客様にご期待いただける企業です。同時に、「どんな仕事にチャレンジできるのか」と社員が一層意欲的になれるよう、建設という得意領域を軸とした「健全なる多角化」にも挑戦していきたいと考えています。社員が目を輝かせて仕事に取り組むことは、お客様に喜んでいただけるサービスの提供にも繋がっていくはずです。

末長くサポートできる体制づくりを推進

一方では、組織が急激に大きくなったことで、オーナー様への対応が十分でないといった課題も出てきています。そうした課題を解決し、円滑な組織運営を指揮するのも私の役割です。何かトラブルが起きたときこそ迅速に対応し、「やっぱり松建設を選んで良かった」とご満足いただけるよう、アフターサービスのスピードアップ、精度の向上に力を尽くして参ります。そして、「オーナー様を何より大事に」の創業者の想いを原点に、社会の変化や時代のニーズに合わせた新しいサービスやソフト開発も進め、グループ一丸となってオーナー様の事業を末永く支えていきたいと思います。
常に物事をポジティブに捉える私と、思慮深く、異業種での経験も豊富な新副社長。若々しい体制で新たなる100年の第一歩を踏み出す松建設に、どうぞご期待ください。



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信頼関係の強化を目指してあらゆる声に耳を傾ける
代表取締役副社長 松浩孝

経営をリードする一人となった今、松建設の強みは何かを改めて考えてみました。私は、オーナー様と密接な関係を築けていることだと思います。これは、社員一人ひとりがオーナー様と信頼関係を結び続けることを大切にし、オーナー様に喜んでいただくことが、自らの喜びになっているからこそ実現できていることです。これからもオーナー様に寄り添い、喜びや幸せをお届けし続けるには、それを実行する社員が幸せでなければなりません。ですから、社員が自分の成長を通して幸せを実感できるよう、教育プログラムを充実させ、人材開発にも力を注いでいきたいと考えています。

生の声を聞く大切さ

反面、新会長・新社長の言葉にもあるように、まだまだ対応が不十分な点もあるかと思います。それを解消するためにも、できるだけオーナー様に直接お会いして、生の声をお聞きしたいと考えています。私は松テクノサービス時代にオーナー様対象のセミナーを立ち上げ、そこで様々なご要望や励ましの声をいただくことで、オーナー様のお気持ちを受けとめる大切さを実感しました。時代がどんなに変わっても、この大切さは変わりません。オーナー様からいただいた声をグループ内でしっかり共有し、オーナー様のさらなる満足に繋げられる仕組みづくりを、グループが連携して進めていきたいと思います。そして、「オーナー様を何より大事に」という想いを胸に、オーナー様と双方向のコミュニケーションを深められる機会も増やしていきたいと思っています。

新しい力を生み出せる組織へ

また同じように、現場の声も集めに行きたいと考えています。これからも選ばれ続けるパートナーであるためには、ハードとソフト両面の商品企画力が欠かせません。どんな商品を開発するべきか、答えは現場にあるはずです。オーナー様のあらゆるご要望にお応えするために、積極的に現場との対話を重ね、商品企画力に磨きをかけていきます。
これまでの松建設の良さは残しつつも、変えるべきところは変えていく。社長としっかりコミュニケーションをとりながら、これまで以上に信頼いただける企業を目指して、私も松建設もさらに成長していきたいと思います。


掲載内容は2018.4月発行時点のものです。
時間経過による掲載内容の変化は保証できませんのであらかじめご了承ください。
内容についてお確かめの場合は、【0120-53-8101】へお問い合わせください。

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