役員による「建設業年末年始労働災害防止強調期間」特別パトロールを実施しました

2020.12.17

松建設株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:松孝年、以下当社)は、建設業年末年始労働災害防止強調期間の実施に伴い、12月1日(火)から当社と協力会社の役員が主要営業エリアである東京、京都、大阪、兵庫の15現場を視察する特別パトロールを展開しました。

例年の特別パトロールでは当社役員数名と協力会社役員が共に巡視していましたが、今年は新型コロナウイルス感染防止のため、現場ごとに巡視グループを分けてパトロールを実施しました。この取り組みは、経営者自ら率先して建設現場を巡視し点検・指導することで、全社員及び協力会社の安全意識を高めることを主な目的としています。

12月3日(木)には社長の松孝年が新宿区の賃貸マンション建設現場を訪れ、安全対策について点検・指導しながら工事の進捗状況を確認。現場では作業に従事する当社社員及び協力会社の皆様を激励するとともに、積極的な労働災害防止活動の実施を要望しました。また、全国での新型コロナウイルスの感染者増加を受け「人が集まる場所に新型コロナウイルスに関する掲示を増やすなど、注意喚起を強化するように」と、感染対策の徹底を指示しました。


施工における安全状況を確認する松社長(中央)

安全通路に関する掲示を確認する松社長(左)

【松孝年(社長)より総評】 

整理整頓がきれいにできており、一番重要な落下防止の安全対策も念入りにできていた。安全管理は元請けの責任ではあるが、安全対策が不足していると思われる場合には協力業者の皆様からも遠慮なく当社社員に申し付けてほしい。現場では大小様々な事故が起こりうるが、一番怖いのは死亡につながる可能性の高い墜落・転落事故※で、全力で防止していきたいと思っている。安全管理はやってやりすぎるという事はない。最近ではAIを使った工事管理の開発も進んでいる。費用を惜しまず現場で働く皆様の安全確保、また、近隣の皆様への対応など尽力していきたい。

※建設業の死亡事故の40.9%が墜落・転落事故で最多となっている(参照:厚生労働省労働災害発生状況(平成31年/令和元年))

【視察現場工事概要】

工事名称 市ヶ谷プロジェクト新築工事
工事場所 東京都新宿区市谷仲之町3-45
工期 2019年11月27日〜2021年2月28日
規模 共同住宅、診療所 RC造6階建 総戸数86戸

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