品格と先進性を併せ持つハイグレードサステナビリティビルディング
MAビル三田
計画地を中心に北側には歴史的重要建造物が並ぶ歴史の街、南側は再開発による新しく先進的な街の交点に位置しています。
2つの街の要素を取り入れ石や緑の自然的素材、ガラスや鉄の無機的素材を組み合わせることで品格と先進性を混在させたデザインとしました。
メインファサードはPCCW※1を採用し大きい石の板を表現。板を斜めに配置することで西日をカットし室内環境向上を図るとともに、見る角度により建物全体の重厚感と抜け感が変化するよう設計しました。
近隣主要公園との生態系連動を考慮した東京タワーを望む屋上庭園や、エントランスには壁面緑化を計画し、都心部でも利用者及び街に対して緑を感じられるようにしました。
診療所想定フロアについては一部ヘビーデューティーゾーンを設定しMRI・CT機器に対応しています。
高効率照明機器、高効率空調機、超節水節電衛生機器、調湿調温換気機器等を採用し、ZEB Ready※2、BELS認証を取得。また設備機器選定は省エネ、高効率性能のみではなく利用者の快適性を意識しテナント入居者も過ごしやすい環境を計画いたしました。
※1 PCCW(プレキャストコンクリートカーテンウォール):建物の外壁を構成するコンクリートパネルで、工場で製造されたものを現場に取り付ける構法
※2 ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル):建物で消費するエネルギーと生産するエネルギーの収支を0にすることで、
「ZEB Ready」は消費エネルギーを50%以下に抑えた建物です。髙松建設はZEB実現に向けた支援を行うZEBプランナーに登録されています。
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建設地 | 東京都港区芝五丁目14-15 | 敷地面積 | 392.2㎡ | 構造・規模 | 鉄骨造 10階建 |
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用途 | 店舗・診療所・事務所 | 延床面積 | 2518.72㎡ |