海側と山側の解放感あふれる「神戸らしい眺め」を存分に楽しめる、少し贅沢なプライベートライフを感じていただけるレジデンスを計画しました。
住戸は見晴らしのよい海側をのぞむ全戸南向きとし、上階はひな壇状にデザインし、建物のボリュームを最大限確保しつつ、日影規制もクリアしています。
アプローチには入居者を温かく迎える植栽を配置し、エントランスには中庭を設けて、潤いと広がり演出しました。
外観デザインは、周辺の山並みと調和する暖色系のアースカラーを基調とし、左官調^※1の塗装と杉板打放し^※2により落ち着いた重厚感あるファサード^※3としています。

※1 建物の外壁や内壁などの表面を美しく仕上げるために、職人がコテで丁寧にモルタルや漆喰などの材料を用いて塗り、磨き上げる工程のことを指す
※2 杉板を型枠に使い、木目が残るようにコンクリートを打設する工法
※3 建築物の正面部分